ベラルーシ・ルカシェンコ大統領 収監されていた野党指導者ら14人を釈放
国際|
06/22 00:31

ベラルーシのルカシェンコ大統領は収監されていた野党指導者セルゲイ・チハノフスキー氏ら14人を釈放しました。アメリカのケロッグ特使との会談後に明らかになりました。
ベラルーシで最も有名な野党指導者で政治犯として収監されていたセルゲイ・チハノフスキー氏が釈放されました。
妻のスベトラーナ・チハノフスカヤ氏が映像を公開し、明らかになりました。
独立系メディアによりますと、他にも13人のジャーナリストや大学教員らが釈放されたということです。
ベラルーシメディアは、21日にミンスクで行われた、ルカシェンコ大統領とアメリカのケロッグ特使との会談を受けたものだと報じていますが、どのような取引があったのか詳細は明らかになっていません。
チハノフスキー氏は2020年の大統領選への出馬を表明していましたが、暴動を組織しようとしたなどとして治安部隊に拘束され、最も厳しい18年の拘禁刑を言い渡されました。
ルカシェンコ大統領は後に自らが拘束を命じたと明らかにしています。
夫の拘束後、妻のチハノフスカヤ氏がベラルーシの反体制派の運動を率いてきました。