アメリカのトランプ大統領は日本時間22日午前11時からホワイトハウスから国民に向けて演説し、「アメリカ軍がイランの3つの核施設を攻撃した」と明らかにしました。
　トランプ大統領は「これ以上の作戦が必要でないことを願っている今夜は最も死者が出たかもしれません。こうした精密攻撃がなければ平和は訪れなかった」とも主張しました。
　アメリカメディアによりますと、B2爆撃機が使用されフォルドウの核施設には地下貫通弾の「バンカーバスター」6発が投下されたということです。
　また、他の核施設には巡航ミサイル「トマホーク」30発で攻撃したとしたとみられています。
　ニューヨーク・タイムズによりますと、フォルドウの核施設は初期の被害評価では施設は使用不能になったと政府関係者が明らかにしたということです。
　また、CNNはトランプ大統領は、イランの核施設への攻撃によりイラン側が交渉に戻ることを期待していて、今のところアメリカ軍のイラン国内での追加攻撃は計画されていないと報じました。