イランがイスラエルに報復攻撃 米のイラン核施設攻撃受け、弾道ミサイル20発以上
国際|
06/22 15:07
アメリカがイランにある3つの核施設を攻撃したことを受けて、イランが報復として、イスラエルへの攻撃を開始しました。
イスラエル軍は22日、イランから弾道ミサイルの発射を確認したとして、国民にシェルターなどへの避難を呼び掛けました。
アメリカによる核施設攻撃への報復として20発以上の弾道ミサイルが発射され、一部がテルアビブや北部のハイファに着弾し被害も出ています。
これまでに少なくとも86人がけがをしたということです。
一方、アメリカの攻撃を受けたイランの3つの核施設に関して、イラン原子力庁は「汚染の兆候はない」としたうえで、周辺住民にも危険はないと声明をだしました。
イランのアラグチ外相は「アメリカが国際法に重大な違反を犯した」と非難したうえで、「許しがたいもので、影響は永久に続くだろう」と強調しています。