トランプ氏「停戦合意に違反」イスラエルとイランに強い不満表明 双方が攻撃継続か
国際|
06/24 21:07

イスラエルとイランの停戦合意を発表したアメリカのトランプ大統領が、「双方が合意を守っていない」と両国に対し不満を表明しました。
トランプ大統領は24日、ホワイトハウスで記者らを前で、「イランとイスラエルが停戦合意に違反した」と述べました。
そのうえで、「合意を発表した直後にイスラエルは今までで最大規模の爆弾をイランに投下した」「イランに対しても不満はあるが、イスラエルに対してはかなり不満だ」と発言しました。
トランプ氏は「イスラエルを落ち着かせないといけない。私が攻撃をやめさせるよう交渉を試みる」と強調しました。
また、アメリカ軍が攻撃したイランのフォルドゥ核施設について、複数のアメリカメディアが「完全に破壊されていない」と報道していること対し、「すべてフェイクニュースだ。完全に破壊された。イランは核開発を再び進めることはできない」と述べました。
イスラエルメディアによりますと、トランプ氏とイスラエルのネタニヤフ首相は停戦発効時間の後に電話会談したということです。
そのなかで、ネタニヤフ首相は「イランの停戦違反に対する何らかの対応が必要だ」として、攻撃を中止の要請を断ったということです。