コンゴ民主共和国とルワンダが和平合意 トランプ政権が仲介も…戦闘終結するか焦点
国際|
06/28 23:18

アフリカ中部のコンゴ民主共和国と隣国ルワンダが支援しているとされる反政府勢力の間で続く戦闘を巡り、両国がアメリカの仲介で和平合意に署名しました。
アメリカの首都ワシントンでは27日、トランプ政権仲介のもと、コンゴ民主共和国とルワンダの外相が和平合意に署名しました。
ロイター通信によりますと、合意には越境しているルワンダ軍の部隊を90日以内に撤退させることなどが盛り込まれているとしています。
コンゴ民主共和国の東部では、ルワンダの支援を受けているとされる反政府勢力「M23」が、今年に入って主要都市ゴマを掌握するなど支配地域を拡大していました。
トランプ政権としては、和平を仲介して鉱物資源を獲得したいものとみられますが、多数の武装勢力が入り乱れて勢力争いが続いていることから、戦闘が収束に向かうかは不透明です。