「米標的に対応」フーシ派幹部 米国大使がイラン核施設攻撃の爆撃機で脅しに
国際|
07/04 10:19
在イスラエルのアメリカ大使が、イランの核施設攻撃に使った爆撃機をイエメンに向かわせる可能性を示唆するなか、親イラン武装組織フーシ派の幹部が取材に応じ、脅しには屈しないと述べました。
フーシ派幹部
モハメド・アルブハイティ氏
「もしアメリカがアラブやイスラム諸国を攻撃したら、それがイランや他の国でも我々は米国を標的にして対応するつもりだ」
ANNの単独取材に応じたフーシ派の幹部は、今後の出方次第では、紅海でアメリカ船舶への攻撃を再開する用意があると述べました。
在イスラエルのアメリカ大使がSNSに、イランの核施設を攻撃した「B2爆撃機はイエメンに行かなければならないかもしれない」と投稿したことについては、「脅しには屈しない」と強調しました。
イスラエルがガザ地区での攻撃を続けていることにも触れたうえで、このように主張しています。
モハメド・アルブハイティ氏
「世界はすぐに第3次世界大戦に突入するかもしれない。この戦争の損失は第2次世界大戦の損失をはるかに上回る可能性がある」
フーシ派は、ガザ地区で戦闘を続けるイスラム組織ハマスに連帯を示し、イスラエルへの攻撃を現在も継続しています。