戦闘激化 ロシア軍は制圧範囲を拡大 ウクライナ軍も無人機攻撃で対抗
国際|
07/07 22:15

ロシアとウクライナの戦闘が激化するなか、ロシア軍は制圧範囲を広げる一方で、ウクライナ軍もロシア国内への無人機攻撃を増やして対抗しています。
ロシア国防省は7日、ウクライナ東部ドニプロペトロウシク州のダチネ集落を制圧したと発表しました。
この地域はロシアが一方的に併合を宣言した4州のさらに西側に位置していて、プーチン政権は「緩衝地帯」として占領地域を広げていく方針です。
一方、ウクライナ軍は2日、ロシア西部クルスク州の指揮所にミサイルを発射し、ロシア海軍副司令官のグドコフ少将を殺害しました。
グドコフ少将は、1400人以上の民間人らが犠牲となったとされるブチャの虐殺に関与したとされています。
7日には、南部クラスノダール州の石油施設を無人機で攻撃しました。
石油施設への攻撃は停戦交渉を見据えて3月以降、控えていました。