スペイン三大祭り“牛追い祭り” 今年もけが人続出 250人以上の医療スタッフ待機
国際|
07/08 22:03

スペイン三大祭りの1つとされる「牛追い祭り」が今年も開かれ、2日間で、すでに14人がけがをしています。
花火の音を合図に、旧市街の狭い通りに解き放たれた12頭の牛。
その前を、伝統的な白い服に赤いスカーフを身につけた人々が走り、誘導します。
スペイン北部のパンプローナで7日に始まった「牛追い祭り」は、13世紀ごろに起源があり、ヘミングウェーの小説「日はまた昇る」で描かれ、世界的に有名となりました。
毎年、牛の角に突かれるなどして多くの負傷者が出ていて、今年もすでに2日間で14人がけがをしています。
ゴールとなる闘牛場までの距離はおよそ850メートルで、転倒する人も多く、250人以上の医療スタッフらが待機しているということです。