トランプ氏、ウクライナへの防衛兵器供与を承認 ロ追加制裁も「真剣に検討」
国際|
07/09 09:07
アメリカのトランプ大統領はロシアによる攻撃の激化を受けて、ウクライナに防衛用の兵器の供与を承認したと明らかにしました。
トランプ大統領
「プーチンは人間を人間として扱っていない。あまりにも多くの人を殺している。ウクライナに防衛用の兵器を送る。私はそれを承認した」
トランプ大統領は8日、停戦に応じないプーチン大統領について「デタラメばかり言って、多くの人を殺している」などと批判し、ウクライナに対し防衛用の兵器の供与を承認したと明らかにしました。
また、議会に提出されたロシアへの追加制裁法案について「私の判断で通すことができる。真剣に検討している」と述べました。
トランプ氏は3日にプーチン氏と電話会談しましたが「何の進展もなかった」として、停戦に消極的なプーチン氏へのいらだちを募らせています。
こうしたなか、ウォールストリート・ジャーナルは8日、トランプ政権がウクライナに対して防空システム「パトリオット」の追加供与を検討していると伝えています。
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