台湾が過去最大規模の軍事演習を開始 中国本土からの攻撃想定「グレーゾーン」対処も
国際|
07/09 20:08

台湾で大規模な軍事演習「漢光41」が始まりました。期間を去年の倍の10日間に拡大し、より実戦的な内容を予定しています。
この軍事演習は中国本土からの攻撃を想定していて、初日の9日は招集された予備役が銃器の扱いなどの訓練を受けました。
統一を掲げる中国からの圧力が増すなか、今年は過去最長となる10日間にわたって実施。
初めて武力衝突には至らない「グレーゾーン」の行為への対処を盛り込んだほか、海の上での防衛、中国軍による上陸の阻止といったより実戦的な訓練となっています。
過去最多の2万人以上の予備役が参加し、ウクライナ軍がロシアとの戦争で使用している高機動ロケット砲システム「ハイマース」の部隊も参加するとみられています。