英仏、核抑止で連携強化 不法移民の一部送還でも合意
国際|
07/11 03:54

国賓としてイギリスを訪問していたフランスのマクロン大統領がスターマー首相と会談し核抑止力の連携強化や不法移民の一部送還などに合意しました。
3日間の訪問最終日の10日、マクロン大統領はスターマー首相と会談しました。
会談後の記者会見で核兵器の抑止力に関して両国が連携を強化することで合意したことを明らかにしました。
スターマー首相は「今日から我々の敵は、この大陸に対するいかなる脅威も両国の対応を招くことを知るだろう」と述べました。
ウクライナ支援の「有志連合」のオンライン首脳会合も行われ和平協定締結後に迅速に支援を行うため、パリに本部を置き、将来、ウクライナの首都キーウに調整センターを設置することを明らかにしました。
このほか、小型ボートなどで英仏海峡を渡り不法入国した移民の一部をフランスに送還し、難民認定の申請が正当と判断された移民を同じ数受け入れる計画にも合意しました。