ガダルカナル島沖で83年前に沈没の日本駆逐艦 扉や窓 深海に134メートルの船体今も
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07/16 17:03

第2次世界大戦でアメリカ軍の攻撃を受けて沈没した日本の駆逐艦が、ソロモン諸島のガダルカナル島沖で発見されました。
水深およそ800メートル。海底に沈んでいるのは、日本海軍の駆逐艦「照月(てるづき)」です。
色あせて砂をかぶってはいるものの、船室の窓枠など、大部分が形をとどめています。
10日、オーストラリア北東にあるソロモン諸島のガダルカナル島の沖で、日本人研究者や探検家で構成された調査団が遠隔無人探査機などを使って発見しました。
「照月」は全長134メートルの駆逐艦で、1942年の12月にアメリカ軍の魚雷による攻撃を受け、火災が発生するなどして沈没しました。
乗組員9人が死亡しています。
調査団は引き続き周辺を調査していくということです。
画像:Ocean Exploration Trust,Nautilus live