米旅客機に爆撃機が急接近 「乱暴な操縦」で衝突回避
国際|
07/22 23:55
アメリカで旅客機が着陸のため空港に接近中、近付いてくるアメリカ空軍の爆撃機を発見し、急激な回避行動を取りました。パイロットは乗客に「乱暴な操縦」を謝罪しました。
アメリカ・ノースダコタ州で21日、デルタ航空の関連会社のスカイウエスト航空機が着陸降下中、パイロットが右側から空軍のB52戦略爆撃機が向かって来るのを発見しました。
B52がルートを変更しなかったことから、スカイウエスト機は急旋回し、衝突を避ける行動を取りました。
その後、スカイウエスト機は空港に無事、着陸しています。
スカイウエスト機パイロットのアナウンス
「乱暴な操縦をしてしまい申し訳ありませんでした。楽しい飛行ではありませんでしたが、良い夜を。無事で何よりです」
また、スカイウエスト機のパイロットは、「空軍基地にはレーダーがあるのに誰もB52の接近を伝えてこなかった」と話しています。
FAA(アメリカ連邦航空局)は、このニアミスを調査中であると発表しています。
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