アメリカ 7月の雇用統計発表 市場予想下回り失業率悪化 結果受け急激な円高も
国際|
08/01 22:42

アメリカの7月の雇用統計が発表され、就業者の伸びは市場予想を下回りました。この結果を受けて急激な円高が進んでいます。
アメリカ労働省が1日に発表した7月の雇用統計によりますと、景気の動向を敏感に示す農業分野以外の就業者数は前の月と比べて7万3000人増えました。
市場が事前に予想していた10万4000人程度の増加を下回りました。
失業率は4.2%と前の月から0.1ポイント悪化しました。
インフレに影響を与える労働者の平均時給は前の年の同じ月と比べて3.9%増で、市場予想を上回りました。
雇用統計の結果を受け、外国為替市場の円相場は急激な円高ドル安が進んでいます。
一時、1ドル=148円台前半を付けて2円以上、円高にふれています。