台湾の野党・民衆党トップ柯文哲主席を収賄などの罪で起訴 懲役28年6カ月を求刑
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12/26 17:05
台北地検は26日、台湾政界の第3勢力である野党・民衆党の柯文哲党主席を収賄などの罪で起訴し、合計で懲役28年6カ月を求刑しました。
柯主席は今年1月の総統選挙に立候補し、既存の2大政党に不満を抱く層の受け皿として注目されました。
地検の発表などによりますと、柯主席は台北市長に在任中だった2020年以降、開発中の商業ビルの容積率を大幅に引き上げて業者に便宜を図り賄賂を受け取ったほか、総統選挙の期間に集めた政治献金を関係企業を迂回(うかい)させ、不正に利益を得たとされています。
柯主席は逮捕前の今年8月、メディアの前で「私は潔白であり、何も問題はない」と訴えていました。
画像:ETTV提供