トランプ次期大統領 不倫口止め裁判で今月10日に量刑言い渡し 去年5月に有罪評決
国際|
01/04 08:53
アメリカのトランプ次期大統領が有罪評決を受けた不倫口止めを巡る裁判で、ニューヨークの裁判所は、今月10日に量刑の言い渡しをすることを決めました。
トランプ氏は、不倫相手の元ポルノ女優に口止め料を支払い、これを隠すために業務記録を改ざんした罪で去年5月に有罪評決を受けています。
量刑言い渡しは当初去年7月の予定でしたが、大統領在任中の「免責特権」が認められたり、トランプ氏側が評決破棄を求めてきたこともあり、複数回にわたって延期されていました。
裁判を担当するニューヨーク州のメルシャン判事はトランプ氏に対して、今月10日に、対面あるいはリモートでの出廷を命じ、量刑の言い渡しを行うと通達しました。
メルシャン判事は「量刑言い渡しへの法的な支障は見当たらず、20日の大統領就任式前に行うことが、自らの責務である」と述べました。
なお、トランプ氏は収監はされない見通しだということです。