EV大手テスラが大幅減収減益に マスク氏の政治的発言への反発影響か
国際|
04/23 08:09

アメリカの電気自動車大手のテスラは、今年1月から3月の決算で大幅な減収減益となりました。トランプ政権入りしたイーロン・マスクCEOへの反発が影響しました。
テスラが22日に発表した今年1月から3月までの決算で売上高は193億3500万ドル=およそ2.7兆円で前の年の同じ時期に比べて9%減少しました。
また、営業利益は66%減の3億9900万ドル、最終利益は71%減の4億900万ドル=およそ580億円で大幅な減収減益となりました。
トランプ政権で要職に就くイーロン・マスク氏による政治的な発言への反発で不買運動が広がり、世界販売台数も前年同期比で13%減少しました。
また、テスラはトランプ政権の関税政策で混乱が広がるなか、「世界的な貿易政策の変化が供給網などに与える影響を測ることは難しい」として今年の業績見通しを再検討するとしています。