“トランプ関税”で国連安保理会合 中国が米国批判
国際|
04/24 06:05
国連の安全保障理事会は“トランプ関税”を巡る非公式の会合を開き、中国は「世界の経済秩序を混乱させている」とアメリカを批判しました。
会合は中国が要請したもので、国際平和を目的とする安保理で関税について議論するのは異例です。
中国が「アメリカが世界全体に貿易戦争を仕掛け、経済秩序を混乱させている」と批判すると、アメリカは「中国は世界中の市場経済と労働者に損害を与える不公正な貿易慣行を続けている」と反論しました。
中国は15カ国の理事国だけでなく、すべての加盟国に参加を呼び掛けました。
グローバルサウスの国々からはトランプ関税について、「強制的で一方的な措置によって発展の機会を奪われる」などと懸念の声が上がりました。