米・ウクライナ鉱物協定に署名 「復興投資基金」設立で合意
国際|
05/01 10:45
アメリカが、ウクライナとの鉱物資源開発を巡る基金をつくることで合意しました。
アメリカ
ベッセント財務長官
「合意はトランプ政権がウクライナの和平プロセスに関わっていくというロシアへの明確なシグナルだ」
両国は30日、ウクライナ国内で鉱物資源を共同開発し、その収益をもとに「復興投資基金」を設立することで合意したということです。
合意に署名したウクライナのスビリデンコ第一副首相は「基金はアメリカと対等な関係で設立され、資源は引き続きウクライナに属する」としたうえで、基金を通じた西側諸国からの投資や技術移転が、ロシアとの戦いに資すると期待を寄せています。
一方で、ゼレンスキー大統領が求めていたアメリカからの安全の保証については言及されていません。