英イングランド地方議会選で「反移民」掲げる右派政党が躍進 2大政党は大敗喫す
国際|
05/03 03:03
イギリス・イングランドの地方議会選挙で2大政党が低迷するなか、反移民などを掲げる右派政党が大躍進しました。
イングランドの23の自治体で1日に行われた議会選挙では、初の地方選に臨んだ右派政党「リフォームUK」が開票が終わった1300以上の議席のうち568議席を獲得しました。
一方、与党・労働党は160議席を失い、保守党は555議席減の大敗となりました。
「リフォームUK」のファラージ党首はイギリスのEU(ヨーロッパ連合)離脱を推進したほか、反移民政策やアメリカのトランプ大統領と親交が深いことでも知られています。
地方選に合わせて行われた下院の補欠選挙でもリフォームUKの候補が労働党の候補に競り勝っていて、ファラージ党首は「次の総選挙では我々が勝利する」と述べました。