無償の給食で食中毒1000人超 インドネシア
国際|
05/17 09:57
インドネシアで、幼稚園から高校に通う生徒や妊婦ら約8000万人を対象に、今年1月から始まった「無償給食プログラム」。
1月にインドネシアを訪問した石破茂総理大臣も、このプログラムへの支援を約束しています。
石破総理
「栄養価の高い給食を提供したいという(インドネシア)大統領の思いにこたえて、日本の経験を活用して協力パッケージを実施して参ります」
しかし、開始早々、食中毒の症状を訴える人が続出。先月末までに報じられているだけで、1000人以上もの子どもが症状を訴えました。
こうした事態にプラボウォ大統領は「不調を訴えたのは0.005%、成功率はつまり99.99%」と述べました。
インドネシア政府関係者は、「多少の混乱は許容範囲」と話す一方で、「衛生面での仕組みを見直す必要がある」と述べています。
(「グッド!モーニング」2025年5月17日放送分より)