「アーベル賞」京大の柏原特任教授 日本人初の受賞
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05/21 06:10
「数学界のノーベル賞」とも言われるアーベル賞の授賞式が行われ、日本人で初めて京都大学の柏原正樹特任教授に授与されました。
京都大学
柏原正樹特任教授
「私は皆様のおかげで数学に没頭することができ、最終的にアーベル賞につながったのだと確信しています」
20日、ノルウェーのオスロで開かれた授賞式で柏原さんは国王からガラス製の盾を手渡されました。
京都大学特任教授の柏原さんは、代数解析学で重要な役割を果たす「D加群」と呼ばれる理論を確立したことが評価されました。
すぐれた数学者に贈られるアーベル賞は「数学界のノーベル賞」とも言われ、日本人が受賞するのは初めてです。
柏原さんには賞金として日本円でおよそ1億円が贈られます。