モンゴル首相 信任決議否決で退陣 息子のぜいたくに批判集中
国際|
06/03 14:54

息子のぜいたくな暮らしに批判が集まっていたモンゴルのオヨーンエルデネ首相の信任決議が否決され、憲法の規定によって退陣が決まりました。
地元メディアなどによりますと、モンゴル国民大会議は3日、オヨーンエルデネ首相の信任投票を行いました。
126人の国会議員のうち信任44票、不信任38票で、他は投票に参加せず、過半数を割ったため信任決議は否決されました。
憲法の規定などによりオヨーンエルデネ首相の退陣が決まり、首相は「私を支持してきた国民に感謝する」などと話しました。
地元メディアは海外留学中の首相の息子が高級リゾートを借り切って婚約者にプロポーズしたり高価なプレゼントを送ったりしたと報じていて、批判が集まっていました。
首都ウランバートルでは5月中旬から、ぜいたくな暮らしに対する抗議デモが続いていました。