「核施設完全に破壊された」米軍がイランを初の直接攻撃 トランプ大統領自賛の会見
国際|
06/22 23:30
アメリカ軍がイランの核施設に対して直接攻撃を行いました。直接攻撃をめぐって、ヘグセス国防長官らが会見し、攻撃の詳細が明らかになります。
■アメリカ軍イランへ初の直接攻撃
(トランプ大統領)「今夜、私は世界に対してこの攻撃が壮大な軍事的成功であったことを報告することができる。イランの主要核濃縮施設は完全かつ徹底的に破壊された。」
日本時間の22日午前11時ごろ、トランプ大統領は国民向けの演説で、アメリカ軍がイランの3つの核施設に攻撃を行ったと表明しました。
アメリカメディアによると、地下貫通弾のバンカーバスター6発が投下されたということです。アメリカ軍がイラン本土を直接、攻撃したのは初めてです。
「号外です。アメリカがイランの核施設を攻撃しました。」
「ついに来たか、怖いなと」
■革命防衛隊
米国へ報復警告
一方、イランはアメリカによる攻撃への報復として、イスラエルへ20発以上の弾道ミサイルを発射、一部がテルアビブや北部のハイファに着弾し被害も出ています。
「中の様子はどうなっている?負傷者はいるのか?」
またイラン原子力庁は攻撃を受けた3つの核施設に関して「汚染の兆候はない」としたうえで、周辺住民にも危険はないと声明を出しています。
イスラム革命防衛隊は、「本日の侵略行為はイラン・イスラム共和国に正当な対応する選択肢を与えた」として、アメリカやイスラエルへの報復を警告しています。
今後、イランが中東のアメリカ軍基地を狙うなど、戦火が拡大する恐れが出てきています。
(トランプ大統領)「今夜のことを実行できる軍隊は世界中でどこにもない。私は言いたいのです。私たちの愛する神よ、偉大な軍を守りたまえ。」
6月22日『有働Times』より
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