米軍のイラン核施設攻撃は「国際法に違反せず」 NATO事務総長が主張
国際|
06/24 02:38

アメリカ軍がイランの核施設を攻撃したことについて、NATO=北大西洋条約機構のルッテ事務総長は23日、「国際法に違反しない」との見解を示しました。
NATO
ルッテ事務総長
「イランは核兵器を保有すべきではないというのが、NATOの一貫した立場だ。米国の行為(イランの核施設への攻撃)が国際法に違反するとの主張には同意できない」
NATOのルッテ事務総長は23日、「最大の懸念は、イランが核兵器を保有し、使用・配備できるようになることだ」として、アメリカ軍がイランの核施設を攻撃したことについて、「国際法に違反しない」との見解を示しました。
また、イランは、ウクライナへの侵攻を続けるロシアを支援しているとも指摘しました。
24日と25日にオランダ・ハーグで開催されるNATOの首脳会談には、アメリカのトランプ大統領やフランスのマクロン大統領など加盟国の首脳らが出席を予定しています。
トランプ大統領が加盟国に要求している防衛費をGDP=国内総生産比で5%に引き上げる案や、ウクライナ支援などを議論します。