「米国は何も得られず」イラン最高指導者が演説
国際|
06/27 06:05
イスラエルとの停戦後、イランの最高指導者ハメネイ師が初めて演説し、軍事介入したアメリカは「何も得られなかった」などと強調しました。
最高指導者ハメネイ師は、26日の演説で、「イスラエルはほぼ崩壊した」と勝利宣言をしました。
さらに、アメリカは軍事介入したが、「何の利益も得られなかった」とも主張しています。
一方、イランメディアは、核施設など攻撃を受けた現場での初期調査で、イスラエルが劣化ウランを含んだ弾薬を使用した可能性があると報じました。
劣化ウランは、核燃料の生成などでウランを濃縮した際の残りで、貫通弾として利用されることがあります。
人体や環境への影響は国際機関でも意見が別れていますが、イランメディアは深い懸念が浮上していると伝えています。