トランプ氏 イラン制裁緩和の検討を停止
国際|
06/28 06:16

アメリカのトランプ大統領はイランの最高指導者ハメネイ師が「勝利した」などと演説したことに反発し、イランへの制裁緩和の検討をストップする考えを示しました。
トランプ大統領は27日、自身のSNSでイランのハメネイ師が演説でアメリカとイスラエルに勝利したなどと述べたことに、「嘘をつくべきではない」と非難し、攻撃によってイランは壊滅状態だと強調しました。
トランプ氏はハメネイ師の演説を受けてイランへの制裁緩和の検討をストップしたことを明らかにし、「国際秩序に戻らなければ、状況は悪化するばかりだ」と、協議再開に向け圧力をかけました。
また、攻撃を受けたイランの核施設にIAEA(国際原子力機関)などによる査察を求める考えを示したほか、イランがウラン濃縮を継続すれば再び攻撃する可能性を示唆し、警告しました。