米財務長官 関税協議は「9月1日までに完了可能」相互関税 一時停止の期限も延長か
国際|
06/28 03:18
アメリカのベッセント財務長官は関税を巡る各国との交渉を9月1日までに取りまとめることが可能との認識を示しました。
ベッセント財務長官は27日、FOXビジネスのインタビューで、トランプ関税を巡って、18カ国ある主要な貿易相手国のうち10~12カ国と合意できれば、9月1日までに交渉をまとめることが可能だと述べました。
トランプ政権は4月に発動した「相互関税」のうち10%を超える上乗せ分の税率について、7月9日を期限として一時停止していますが、日本をはじめ各国との交渉は停滞が続いています。
ベッセント長官の発言は一時停止の期限を9月1日まで延長し、協議を続ける考えとみられます。
アメリカ
トランプ大統領
「我々は好きなようにできる。期限を延ばすこともできるし、短くすることもできる。私は短くしたいと思っている」
トランプ大統領は27日の記者会見で、期限は延長も短縮もできると述べ、交渉の主導権はあくまでアメリカ側にあることを強調しました。