イスラエル軍攻撃強化へ ガザ北部の住民に退避要求
国際|
06/30 05:56
イスラム組織「ハマス」との戦闘を続けるイスラエル軍はパレスチナ・ガザ地区への攻撃を強化するとし、北部の住民に退避を呼び掛けました。
イスラエル軍の報道官は29日、テロ組織を無力化するため「軍事作戦を強化・拡大する」と発表しました。
ガザ北部が対象で、住民に対して直ちに南部に避難するよう警告しています。
ただ、イスラエル軍は南部にも攻撃を続けていて、29日にはハンユニスで少なくとも5人が死亡しています。
ガザ保健当局によりますと、過去24時間にガザ全域で88人が死亡し、365人がけがをしたということです。
こうしたなか、アメリカのトランプ大統領は29日、自身のSNSに「ガザでの停戦合意を成立させろ。人質を返せ!」と投稿し、改めて停戦を訴えました。