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「孤立より外交を…」イラン学生の訴え 核施設被害で放射能漏れに不安拭えず

国際

06/30 23:28


 核施設に被害を受けたイランに対してアメリカが圧力を強めるなか、テヘラン郊外に住む男子学生がANNの取材に応じ、外交的な解決を訴えました。 テヘラン郊外在住の男性 「政府が(核施設の)すべてが制御されているといっても、まだ心配です。放射線は目に見えない危険なものだからです」
 テヘラン郊外に住む男子学生は「国民は政府以外の機関が安全を確認することを望んでいる」と明かしました。
 また、イスラエルと攻撃の応酬が続いた12日間についてはインターネットへの接続が制限されていたため「何が本当で何が虚偽かが分からなかった」と振り返りました。 テヘラン郊外在住の男性 「簡単ではないことは分かっていますが、イランには孤立ではなく外交が必要です」
 今後、中断されているアメリカとのイランの核開発を巡る協議が再開され、制裁の解除につながることを望んでいるとしています。
 6月13日から始まったイスラエルとの戦闘では、これまでにイランで935人、イスラエルで28人が死亡しています。
 この男子学生はアメリカの大学への入学が決まったにもかかわらず、長期間ビザが取得できていないとも語っていて、多くの学生が学びの機会を奪われているとも訴えました。
 そのうえで、「停戦が続けば信頼関係を再構築するチャンスが生まれる」と期待を寄せました。

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