米政権 USAIDの事業正式停止 5年で1400万人死亡の分析も
国際|
07/02 15:59

アメリカのルビオ国務長官は対外援助を行うUSAID(国際開発庁)の事業を正式に停止すると発表しました。
ルビオ国務長官は1日、「対外援助を再び偉大に」と題した声明を発表し、USAIDの対外支援事業を7月1日付で正式に停止すると明らかにしました。
理由として、USAIDが反米的な理念や団体を助長することがあまりにも多すぎたとしています。
また、今後のアメリカの対外援助は国務省によって管理され、トランプ政権の政策に合致し、アメリカの利益を増進するものに行われると強調しています。
イギリスの医学誌「ランセット」は、USAIDの解体によって今後5年間で世界の1400万人以上が死亡する可能性があるとしています。