ウクライナ 米武器供給停止に懸念「ロシアの戦争の継続を助長」
国際|
07/03 02:01

アメリカがウクライナへの武器供与の一部停止を表明したとの報道を受け、ウクライナ外務省はアメリカの臨時代理大使を呼び懸念を伝えました。
ウクライナ外務省は2日、アメリカのギンケル臨時代理大使を呼び、ウクライナの防空力強化などに資する武器を継続的に提供することの重要性を強調しました。
そのうえで、ウクライナへの防衛支援が遅れればロシアの戦争の継続を助長することになると懸念を伝えたということです。
これに先立ち、アメリカ国防総省がウクライナへの防空ミサイルなどの供与を一部停止したとアメリカメディアが報じ、ホワイトハウスの報道官も「アメリカの国益を最優先に考えた決定だ」と述べたと伝えられています。
ウクライナ国防省は武器供与の停止について、アメリカ側から正式な通知を受けていないとしています。