ブラジル・ルラ大統領がアメリカに報復関税を示唆
国際|
07/10 11:11
アメリカのトランプ大統領がブラジルに対して「相互関税」の税率を50%に引き上げると表明したことを受け、ルラ大統領はアメリカに報復関税を課す可能性を示しました。
ブラジルのルラ大統領はSNSで「一方的な関税の引き上げはブラジルの経済相互主義の法律に基づいて対処する」として、アメリカに対して報復関税を課す可能性を示唆しました。
また、トランプ大統領が「魔女狩り」と批判したボルソナロ前大統領がクーデターを企てたとする裁判について「ブラジル司法府の専権事項であり、国家の独立性を損なうような干渉や脅迫を受けることはない」として、今後も継続する考えを示しました。
ブラジル政府は緊急閣僚会議を開き、今後の対応を検討する方針です。