中国 エヌビディアにセキュリティリスク説明求める
国際|
07/31 21:48

中国当局は、AI用半導体「H20」にセキュリティー上の脆弱性があるとして、アメリカ半導体大手エヌビディアにセキュリティリスクを文書で説明するよう求めました。
中国の国家インターネット情報弁公室は31日、アメリカ半導体大手「エヌビディア」のAI用半導体「H20」について「深刻なセキュリティ上の問題があることが明らかになった」とする声明を出しました。
声明ではアメリカの専門家の話として、「H20」に位置追跡技術と遠隔シャットダウン技術が既に成熟していると指摘しています。
エヌビディアは今月、「H20」の中国への出荷を再開すると発表し、ジェンスン・ファンCEOは「『H20』に対する輸出規制、禁止措置が解除され、この市場に参入できることを大変嬉しく思う」と述べていました。