軍政が続くミャンマーで、国軍は12月に総選挙を行う予定だと明らかにしました。4年半にわたって続いた非常事態は31日をもって解除されました。
　ミャンマー国軍は総選挙について、12月に実施する予定だと明らかにしました。
　選挙は複数の政党によって行われる方針で、軍政から民政移管が進められる形となりますが、国軍が実権を持つ状況は変わらないとみられています。
　実施に向けては29日、選挙を妨害する行為に対して死者が出た場合には死刑を含む刑罰を科す法律を制定しました。
　選挙の決定に伴い、2021年2月から続いた非常事態宣言は4年半ぶりに解除されました。