「自民政治を終わらせる」共産党が中央委員会総会を開催
政治|
01/10 18:30
共産党の中央委員会総会が開かれ、田村委員長は夏の参議院選挙に向けて党勢拡大に全力を挙げる決意を示しました。
共産党
田村委員長
「自民党政治を終わらせる展望を開く選挙にしていこう。自民党政治の延命に加担する勢力が伸びても政治は変わらない。日本共産党の躍進こそ新しい政治への展望を開く最大の力である」
田村委員長は「比例代表で650万票、得票率10%以上、改選議席の4議席から5議席への躍進を果たす」と目標を掲げました。
選挙区では「東京、埼玉、京都の現有議席を絶対確保し、神奈川、愛知、大阪など複数区を中心に議席増に挑戦する」としています。
また、他の野党との連携を巡っては立憲民主党を念頭に「市民と野党の共闘の新しい発展のために可能な努力を払う」と表明しました。
一方で、日本維新の会や国民民主党については教育無償化の協議や「103万円の壁」を巡る合意事項を理由に2024年度の補正予算に賛成したことに触れ、「自公政権の延命に加担した」と批判しました。