子どもの自殺防止対策を強化へ 石破総理がAI技術を使った悩み相談を体験
政治|
01/21 19:17
石破総理大臣は子どもの自殺防止に向けた対策を強化するため生成AIの技術を用いたオンラインでの相談に取り組んでいる現場を視察しました。
石破総理大臣
「非常に印象的だったのは誰も死にたくない、できれば死にたくないという人たちが、誰か聞いてくれないだろうかという機会、これをどう提供するかということだと思っています」
石破総理は自殺防止に取り組む都内のNPOを視察し、去年インターネット上に作られた「かくれが」を利用してAI(人工知能)技術を使った仮想空間での悩み相談を体験しました。
視察後、自殺者の総数が減る一方で小学生や中学生の自殺が増えていることは「非常に大きな課題だ」と指摘したうえで、AIなどの新しい技術を組み合わせることで子どもへの相談体制を拡充する考えを示しました。
政府は超党派の議員連盟による要請を踏まえて自殺対策の予算を増額する方針です。