立憲 衆院予算委で石破総理追及 予備費の縮小迫る
政治|
02/03 12:35
国会では過去最大の115兆円を超える新年度予算案を巡り、野党が石破総理大臣を追及しています。
(政治部・平井聡一郎記者報告)
立憲民主党は予備費およそ1兆円を縮小して他の必要な財源に充てるべきだと迫りました。
立憲民主党
本庄衆議院議員
「我々、この予備費はあまりにも過大だというふうに考えております。平時の5000億円に予備費は戻すべきでありませんか」
石破総理大臣
「予期せざる事象というものが非常に頻発する。それは自然現象もそうでございます。1兆円というものが過大であるというふうに私は認識をしていない」
立憲は予備費の裏付けが不明確だと指摘し、余った場合は防衛費に充てるのではないかと追及しました。
そのうえで、立憲は給食費無償化などを実現するため今月中旬にも予算の修正案を提出する予定で、ゼロ回答の場合、採決には応じない構えです。
また、日本維新の会は高校授業料の無償化や社会保険料の引き下げの実現を主張しました。
教育の無償化については与党の実務者と協議を進めていて、3日午前も議論を行っています。