石破総理 年金改革法案提出に向け 作業の加速を福岡厚生労働大臣に指示
政治|
03/16 17:25

年金改革法案を巡り、石破総理大臣は「大変重要な内容を含んでいる」として今の国会への提出にむけて作業を急ぐよう福岡厚生労働大臣に指示しました。
福岡厚生労働大臣
「大切な中身を含んでいるので厚生労働省としても引き続き関係各位の理解を得るように作業を進めてほしいとそういう指示があった」
石破総理は16日、公邸で福岡厚労大臣や赤沢経済再生担当大臣らと面会し、年金改革法案の調整状況について報告を受けました。
この法案には、厚生年金を減額して財源をつくり将来の基礎年金の給付水準を底上げすることなどが盛り込まれています。
与党では、夏の参議院選挙に悪影響を与える懸念などから手続きが遅れ、政府は14日が期限だった法案提出を先送りしました。
石破総理は、自民党の森山幹事長にも調整を急ぐよう指示していて、今週から正式な手続きが行われる見通しです。