立憲参院幹部「政治資金規正法に抵触の可能性が大きい」石破総理の商品券配布問題
政治|
03/16 14:04

石破総理大臣が商品券を配布していた問題について、立憲民主党の水岡参院議員会長は「政治資金規正法に抵触の可能性が大きい」と批判しました。
与野党の参議院幹部は16日NHKの番組に出演し、石破総理の商品券配布を巡って議論しました。
立憲の水岡氏は「『政治活動の寄付ではない』と言うのは極めて難しい。政治資金規正法抵触の可能性が大きい」と指摘しました。
自民党の武見参院議員会長は「このような指摘を受けてもやむをえない」と述べたうえで、「法律論の枠組みの中で言えば政治活動ではない」と理解を求めました。
公明党の谷合参院会長は「法に抵触しないという説明だが、国民が納得する説明と道義的責任を総理は負うべきだ」と語りました。
日本維新の会の浅田参院会長は「(石破総理は)政治とカネというところからは遠い所にいるという印象を持っていたがすごく落胆している。どう見ても政治活動だ」と述べました。
国民民主党の川合参院幹事長は「道義的責任を含めて大切な時期に国会を混乱させ国民に疑念を生じさせるようなことをやった」と批判しました。
共産党の井上参院幹事長は「典型的な裏金だ。総理の資格はない」と徹底追及する考えを示しました。
れいわ新選組の長谷川参院政策委員は「自民党の新人議員に商品券10万円を配るなら、物価高騰に苦しむ国民全員に10万円給付をぜひしてもらいたい」と訴えました。