石破総理 10万円商品券配布問題 立憲 政倫審出席を要求
政治|
03/17 12:01
参議院で予算委員会が開かれ、立憲民主党は商品券配布問題で石破総理大臣に対し、政治倫理審査会に出席して説明するよう求めました。
(政治部・村上祐子記者報告)
立憲民主党は、退陣ではなく説明責任を果たすことを求めています。
立憲民主党
石垣参院議員
「説明責任を果たしてほしいという声に石破総理、どのようにお答えになりますか」
石破総理大臣
「法的に正しいといっても、じゃあ道義的にどうなんだい、社会通念上どうなんだいということは、それはあるということは痛切に認識をいたしているところでございます」
総理の政倫審への出席について自民党の坂本国対委員長は「なかなか難しい」と述べ、否定的な考えを示しました。
また、石破総理は歴代の総理が慣例的に商品券を配っていたのかと問われ「答える立場にない」と言及を避けました。
野党は、商品券問題を長引かせ石破政権の体力を奪ったうえで夏の参院選で対決したい考えで、ある立憲幹部は「石破さんに辞めてもらっては困る」と話します。
また、立憲の長妻代表代行は「汚名返上の唯一の方策は企業・団体献金を禁止することだ」と牽制(けんせい)しました。
商品券問題をテコにして企業・団体献金の「存続」を主張する自民党から、高額療養費問題に続き譲歩を引き出すことを狙います。