参考人招致議決の世耕氏がコメント「衆議院の自民党会派とよく相談し判断する」
政治|
03/29 12:36

自民党安倍派の裏金事件を巡り、国会で世耕元経済産業大臣の参考人招致が議決されたことを受け、世耕氏は「衆議院の自民党会派とよく相談し判断する」とコメントを出しました。
世耕氏は、28日の参議院予算委員会で参考人招致が議決されたことについて「重く受け止めたい」とし「事前の打診がなく参議院側から具体的な説明もないので、まずはよく説明をうけたい」とコメントしました。
そのうえで「衆議院の審議にも影響が出る可能性があるのでまずは所属する衆議院の自民党会派ともよく相談のうえ、判断する」としています。
参考人招致を巡っては野党側が新年度予算案を採決する前提として安倍派幹部の出席を求めたことから自民党が議決に応じ世耕氏の招致が全会一致で決まりました。
世耕氏は、派閥の裏金事件で自民党を離党したあと、参議院からくら替えし、現在は衆議院の自民党会派に所属しています。