日米連携に変化?自衛隊が新司令部設立 懸念の声も
政治|
03/31 22:16
陸海空の自衛隊を一元的に指揮する統合作戦司令部が発足しました。
先週、防衛省に新たな組織が発足しました。それが陸海空の自衛隊を“一元的に指揮する”「統合作戦司令部」。
というのも、これまで部隊を実質的に指揮してきたのは「統合幕僚長」。しかし、防衛大臣の補佐としての仕事もあり、負担が集中していました。
そこで今回、「統合幕僚長」に代わって統合作戦司令部が陸海空、宇宙、サイバーなどの部隊を一元的に指揮することになったのです。
これによって統合幕僚長の負担が軽減され、大臣の補佐に専念できるほか、緊急時の対応も円滑になるとのこと。
中谷防衛大臣
「自衛隊の運用について各部隊を一元的に指揮をし、あらゆる事態に対して24時間365日、柔軟かつ迅速に対応できる体制を構築をしていただきたいと思います」
ただ、統合作戦司令部は部隊の指揮のほか、アメリカ軍と作戦に関する連携を行うとしていて、野党からは「米軍と自衛隊の一体化が強まるのでは」との指摘が浮上。
ネットでは日本の安全保障に不安の声も上がることとなったのです。
X(旧ツイッター)から
「日米一体化が加速する。本当に大丈夫?」
「まさに戦争に近付くことに他なりません」
「アメリカの争いに日本も巻き込まれるぞ」