石破総理「自分を見失っていた」 食料品の消費税減税は“否定”
政治|
04/01 23:45
石破総理大臣は自民党の議員に10万円の商品券を配布した問題について「自分を見失っていた」と陳謝しました。
石破茂総理大臣
「国民の皆様方の感覚からはかけ離れたということは、それは率直に認めなければなりません。自分を見失っておったところがあるのかもしれません」
また、物価高対策として野党側が求めている食料品に限った消費税率の引き下げについて、これまでは「一概に否定するつもりはない」としていましたが、1日の会見では否定的な考えを示しました。
石破茂総理大臣
「税率の引き下げということは適当ではない。(消費税は)全額、社会保障に充てられている。これが減ったらどうするかも政府としては考えていかねばならない」
内閣支持率の低下については「全て私の責任」だとして、「猛省のうえ信頼回復に努める」と強調しました。