「お互い初対面なので信頼関係築くのも重要」早期訪米に意欲 関税交渉担当の赤沢大臣
政治|
04/08 16:11

トランプ関税を巡る交渉担当に任命された赤沢経済再生担当大臣は「信頼関係を築くため、できるだけ早く顔を合わせたい」と述べ、早期の訪米に意欲を示しました。
赤沢経済再生担当大臣
「お互い初対面になりますし、人間関係・信頼関係を築くことも、当然、実りある成果をあげるうえで重要な前提になりますので、考え方としてはできるだけ早く、顔を合わせることは考えていかなきゃいけない」
8日朝、新たにアメリカとの関税交渉の担当閣僚に任命された赤沢大臣は「国難ともいえる状況を何としても乗り越える」として「最優先かつ全力で取り組む」と強調しました。
訪米については「まだ具体的なスケジュールは何も決まっていない」としつつも、意欲を示しました。
交渉相手となるベッセント財務長官やUSTR=アメリカ通商代表部のグリア代表とは面識がないということです。
赤沢大臣は、アメリカの大学に留学した際には「欧米流の交渉術」を学び、旧運輸省の役人時代には航空貨物や旅客分野の日米交渉を担当したことなどを挙げ、経験をアピールしました。