立憲、子の姓は「婚姻時」に決定 選択的夫婦別姓法案の要綱取りまとめ
政治|
04/08 20:56

立憲民主党は選択的夫婦別姓制度の導入に向けた法案の要綱を取りまとめました。夫婦が別姓を選ぶ場合、子どもの姓については「婚姻時」に決めるとしています。
立憲民主党
辻元代表代行
「法制審案をベースに良い法案を作って、そして国会での審議、成立まで頑張っていきたいと思っております」
焦点となっている「子どもの姓」の在り方を巡っては、2022年に立憲が法案を提出した時は「出生時」に父母が協議して決め、まとまらなければ家庭裁判所の審判を仰ぐことにしていました。
ただ、他の党から家庭裁判所が決めることへの異論が出ていることなどから、1996年の国の法制審議会の答申にならって「婚姻時」に父または母の姓に決めることに変更しました。
法案の施行日についても、これまで設定していた「公布日から1年を超えない範囲」から「3年を超えない範囲」に延長することで十分な準備期間を確保するように考慮しました。
立憲は月内にも法案を提出し、今の国会で成立させたい考えです。