中国・江蘇省蘇州市で日本人の親子らが切り付けられた事件で死刑判決を受けた男の刑が執行されたことについて、林官房長官は「厳粛に受け止めている」と述べました。 林官房長官 「日本政府としては全く何の罪もない子どもを含む3人を殺傷した犯行は到底、許されるものではないと考えておりまして、今回の刑の執行を厳粛に受け止めております」
　林長官は16日、中国外交部から現地の大使館に対して死刑執行の通報があったと説明しました。
　また、海外での日本人の安全・安心の確保は「政府の最も重要な責務の1つ」だとし、今回の事件も踏まえて「安全対策に万全を期す」と強調しました。
　そのうえで、中国側に対して日本人の安全確保に努めるように「引き続き強く求めていく」と述べました。