自動車部品の25%関税 石破総理「極めて残念だ」
政治|
05/04 06:30
トランプ政権がエンジンなど自動車部品に対して新たに25%の追加関税を発動したことについて、石破総理大臣は「極めて残念だ」と述べ、見直しを求める考えを強調しました。
石破総理大臣
「極めて残念なことではありますが、本日(3日午後)から自動車部品に対する追加関税が発動されておるわけであって、引き続き、米国による一連の関税措置につき、その見直しを求めていくと」
石破総理は2回目の関税交渉を終えて帰国した赤沢経済再生担当大臣ら交渉チームから報告を受けました。
アメリカ側が自動車や鉄など分野別の関税について引き下げ交渉の対象外と主張していることに石破総理は「立場の隔たりがあり、一致点を見いだせる状況にはなっていない」と述べました。
一方で「次回の協議では更なる進展がなければならない」とし、赤沢大臣に対して対応策の検討や調整を「迅速かつ緻密(ちみつ)」に進めるよう指示しました。