“夫婦別姓”めぐり28日にも国会審議スタート
政治|
05/23 16:26

後半国会の焦点の一つである選択的夫婦別姓制度を巡り、早ければ来週28日から国会審議がスタートします。
立憲
黒岩衆議院議員
「国民民主党さんの案が、極めてうち(立憲)の案と近いと。そういったところを理解し合えればですね、なるべく可決に持っていきたいってのが重要なことですから」
これまでに、立憲民主党が選択的夫婦別姓を導入する法案を、日本維新の会が戸籍に旧姓を通称として記載することで旧姓を使いやすくする法案をそれぞれ国会に提出しています。
国民民主党は、別姓制度を導入したうえで婚姻時に戸籍の筆頭者を定め、子どもの姓を筆頭者と統一することなどを盛り込んだ独自案を取りまとめました。
週明けにも法案を国会に提出する予定で、早ければ28日から衆議院の法務委員会で立憲、維新、国民民主の3案が審議入りする見通しです。
自民党は、党内の議論がまとまらず法案提出を見送りました。
野党3党のどの案も過半数を得られる見通しは立っておらず、今国会での法改正は難しい情勢です。