石破総理 早期の首脳会談に意欲 “反日”路線回帰の懸念も
政治|
06/04 12:12
石破総理大臣は韓国の李在明(イ・ジェミョン)新大統領就任を受け、「つながりを強く持ちたい」と表明し、早期の首脳会談の実現に意欲を示しました。
(政治部・飯田陸央記者報告)
石破総理は国交正常化60周年をむかえる韓国と、良好な関係を維持していきたい考えを強調しました。
石破総理大臣
「(李大統領は)選挙中に『日本は大切なパートナーだ』『私は日本人が大好きだ』ということも言っておられるわけで、我々として韓国と胸襟を開いて民間も含めて積極的な交流をすることによって、よりそのつながりというものは強いものになっていく」
石破総理自身、李在明氏が「反日」路線に回帰することも懸念しています。
外務省幹部は「トランプ政権を見すえ、韓国側も日本との関係を悪くしたいとは思っていない」と話していて、近く行われる電話会談で確認したい考えです。
韓国は、今月中旬に行われるG7サミットにオブザーバーとして参加する方向で、この場が初の日韓首脳会談になる見通しです。